熱帯魚の飼育を始めるには秋が一番お勧めではありますが、秋と一概に言っても、日本列島は南北に長く、北海道や沖縄、平地や山間部ではまるっきり気候が違います。

 

 

何を基準にすればいいかといえば、水温で調べるのが一番いいのですが、熱帯魚の飼育を始めていない方にとっては、水槽をまだ設置してないと思います。

あなたが飼育する水槽の大きさや設置場所により、水温は変わってきますので、飼育水槽を設置する場所の気温を基準にしましょう。

 

 

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天気予報の気温を基準にしてはいけません。

 

天気予報の気温は目安にはなりますが、基準にしてはいけません。

(ここから)気温の観測は、風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を用いて、芝生の上1.5mの位置で観測することを標準としています。また、電気式温度計は、直射日光に当たらないように、通風筒の中に格納しています。通風筒上部に電動のファンがあり、筒の下から常に外気を取り入れて、気温を計測しています。 (ここまで)

出展 : 気象庁 観測機器について

 

上記のように天気予報の気温計測の条件と、あなたの飼育水槽を設置する場所では、環境が違いますから、何℃も違うということがおきますので、ご注意ください。

 

飼育魚により、適正温度がありますので、飼育水槽を設置する場所の最高気温が、飼育魚の適正温度より上昇しなくなってからがお勧めです。

(水温を下げる必要がなくなった時期が、もっとも簡単です。)

 

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ヒーターとサーモを使うことで、水温が下がればヒーターで暖められるので、気温の変化で水温が上下するということがなくなってくる時期のことです。

 

まだ、ヒーターやサーモに慣れていなくても、サーモスタットで温度設定するだけです。

この時期でしたら、もしヒーターが壊れていたとしても、気温が設定より2~3℃程度下がったとしても、その間に新しいヒーターを導入すれば、水温に敏感な種類以外でしたら、ほぼ大丈夫でしょう。

 

大型水槽は、急激な温度変化は少なく、小さい水槽ほど温度変化が起こりやすくなりますが、大型水槽はメンテナンスが大掛かりになってしまい、金額的にも高額になってしまいます。

特に初心者の場合は、60cm標準水槽が比較的扱いやすく、水量からいっても小型水槽に比べ水温は安定しやすくなります。

60cm標準水槽をお勧めするのは、水温の安定だけでなく、使える器具類の種類が豊富で、比較的安くつくものが多いなどのメリットがあります。

 

◎色々と述べてきましたが、まとめると

1.水槽を設置する予定の場所の気温が、設定予定の温度より上がらなくなってから立ち上げると失敗が少ない

2.初心者はなるべく60cm標準水槽から始める

 

 

初心者の方で、これから熱帯魚飼育を始めたいという方や、ベテランの方でも忘れてしまった事などがあると思いますので、下記カテゴリーをご覧ください。

 

アクアリウムを始める前に知るべき知識

 

アクアリウムでのろ過について

 

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