あなたが飼育したい魚は、どんな魚ですか?

混泳させるためには、飼育魚同士の相性がありますので、よく調べてから飼うようにしましょう。

 

◎混泳について

まず第一に基本として、

捕食魚となる中・大型魚と、捕食される小型魚がいるので、なるべく大きい魚の口に入るほど小さい魚は、一緒の水槽へ入れないようにしましょう。

餌用の金魚やメダカなどは除きますが、人それぞれ飼育する魚が違うのでなんともいえませんけど、私個人としての考え方では、生きた餌しか食べない種類の魚は飼わないようにしています。

 

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混泳水槽内で繁殖しても、飼育魚によりますが、他の飼育魚や親に卵や稚魚も捕食されやすいので、他の魚がいる水槽で繁殖させ増やそうと思うなら、卵を産んだらその卵を水槽から取り出し、別水槽で孵化させるようにすると、卵を食べられたり稚魚のうちに捕食される事なく、餌を与え水質をきれいに保てば生存率が上がります。

水草が生い茂り、卵が見つかりにくかったり、孵化しても隠れる場所が沢山あると、別水槽で孵化させるのと比べれば生存率はかなり下がりますが、卵が食べられず孵化し、稚魚の餌になるものがあれば、数%は生き残り成魚になる事もあります。

(これ位水草が茂っていると隠れ場所が多いので捕食されにくい)

 

◎飼育魚により好む水質の違い

弱酸性を好む種類や、中性を好む種類や、弱アルカリ性を好む種類がいますので、飼育魚が好む水質にするよう努めましょう。

これらを、一緒の水槽で飼うと、その水質に合わない種類は、飼育魚の体調不良や繁殖しない・発色が悪いなど、場合によっては、飼育魚を☆にしてしまう事もありますので、あなたが飼いたい飼育魚の好む水質を調べてから、好む水質ごとに別水槽で飼育するようにしましょう。

 

◎熱帯魚の性格

性格による相性は、飼育魚により、性格のキツイ種類もいれば、性格が穏やかな種類もいます。

この二つの種類を同じ水槽へ入れると、性格のキツイ種類の魚が、性格が穏やかな種類の魚をいじめたり、殺す事もありますので注意しましょう。

そういったキツイ性格の飼育魚は、なるべくその種だけで飼うとか、仲間同士で喧嘩する場合は、仕切りをするか別水槽で飼うなどの、対策が必要になります。

 

ラミレジィや、シクリッド、アピスト、プレコなどは、縄張り意識が強いので習性を知ってから飼育するようにしましょう。

 

(ミクロゲオファーガス・ラミレジィ)

 

・一般的小型魚の中では、スマトラは小型魚達に攻撃をします。

激しく動くので、他の飼育魚達のストレスになったり、水草を荒らしたりします。

 

・同じ種類の例が、エンゼルフィッシュの場合、小さい子供の頃は、群れで同じ水槽に入れていても大丈夫ですが、その中で一旦ペアができると他の魚達を攻撃するようになります。

口に入るような、小型魚やエビ類も食べます。

 

・ディスカスも性格が荒く、他の魚達を攻撃しますので、他の飼育魚と混泳させないようにしましょう。

 

・ベタは、特に雄が性格が荒く、闘魚というだけあって雄同士ではよく喧嘩をします。

ペアであっても、雌をいじめたり、口に入るような小型魚やエビも食べます。

 

・最近人気のフグ類も、性格が荒いので混泳には向きません。

 

・コリドラスは、他の魚に直接攻撃することはありませんが、ショートノーズのアイバンド種 非アイバンド種 ロングノーズ種などがあり、性格がそれぞれ違います。

相性とは別に気をつけなければならないのが、コリドラスは驚くと、毒を出す事があります。

水合わせなど水量の少ないところでは毒の濃度が高くなりますので、他の魚と一緒に水量の少ないところに入れないようにしましょう。

他の魚が☆になる場合があります。

普通に水量がある水槽で過密飼育でなければ、混泳させても問題ありません。

私は、コリドラスが好きなので混泳させていますが、飼育水槽では混泳による毒の問題は起きた事がありません。

ヒレのトゲの部分に毒腺がありますので、刺されると毒がありますので、強烈な痛みがあります。
私は、水草を取り出そうとした時その中に、Co.ステルバイの3cm程の稚魚がいて一度刺された事がありますが、2日程で痛みはなくなりました。

 

私が飼っているコリドラスは、ショートノーズのアイバンド種と非アイバンド種です。

ロングノーズ種は、飼育していませんが、この3種類は性格の違いから、混泳させない方がおとなしい種がストレスを溜めなくていいです。

アイバンドは、目の所に黒いバンドがある。

 

(アイバンド種のコルレア)

 

(非アイバンド種のステルバイ)

 

・コリドラスの種類によるおおまかな性格

アイバンド種は、おとなしい。

非アイバンド種は、活発な泳ぎをする。

ロングノーズ種は、単独で行動。

混泳させると、トラブルが起きやすい。

混泳させると、非アイバンド種の活発な泳ぎから、ロングノーズ種やアイバンド種が驚きストレスが溜まるなどトラブルが起きやすい。

 

このように、飼育魚同士の相性や、繁殖期になると自分たち以外の魚について攻撃的になったり、普段から活発に動く種類やおとなしい種類がいますので、相性を考えて混泳させるようにしましょう。

 

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◎大型魚と捕食対象になる小型魚を一緒の水槽に入れない

大型魚の大半は、小型の魚を餌として、食べてしまう(捕食)習性がありますので、小型魚と大型魚は、同じ水槽へ入れないようにしましょう。

大型魚と小型魚は、捕食関係にある事を忘れないようにしましょう。

 

◎私のツイッター aquarium @aquarium879 への質問から

混泳水槽で、ブラックモーリーが、痩せてしまい助けたいがどうすればいいか?

という質問が有りましたので、紹介しておきます。

混泳させる場合、魚の性格により、混泳に向かない種類がいます。

ベタは、闘魚ともいわれオスは気性が荒いです。

(この魚とこの魚は相性が悪いとか、雄と雌の性格が違ったり、同じ種類でも雄雌で喧嘩をしたり、大きさが近いものを敵とみなすなど様々な種類がいます)

対策としては、別水槽にするのが一番ですが、隠れ家を増やす事で、解消する場合もありますが、弱い方は、ストレスが溜まる事が多いです。

 

この水槽では、ベタのオス、ミッキーマウス・ブラティー、カーディナル・テトラを混泳させています。

気の荒いベタのオスでも見ての通り、口に入らない小型魚には反応しませんが、種類によっては攻撃するかもしれません。

熱帯魚癒しの小型水槽Vol.1 tropical fish aquarium

 

私がYouTubeにupしている、癒しの水槽動画

「熱帯魚癒しの」がタイトルにある動画の飼育魚は、混泳に問題はありません。

この動画でも分けていますが、コリドラスは性格の問題からなるべくアイバンド種と非アイバンド種を一緒に入れない方がいいです。

熱帯魚癒しの水槽動画

 

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